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04月30日(土)
京都時代の友人、コウジは清水焼窯元の跡取り息子。
若い頃のオレ達は何かにつけては勝負にこだわり、切磋琢磨の日々を送っていた。オフロードバイクのタイムトライアルやビールの早飲み・・・もちろん本業の陶芸でも良きライバルだった。
バイト先でもフライパンを振っていて、料理には絶対の自信を持っていたコウジをパスタ対決で打ち負かしたオレ。負けず嫌いの彼はなんと本業の陶芸を辞めて料理修行を開始。本国イタリアで数年間みっちり腕を磨き帰国した。
あれから10年。東京で雇われシェフをしていたコウジの独立が決まった。昨日、改装工事中の彼を訪ねて高円寺へ。スクーターで鎌倉駅へ行くつもりが、あまりの天気の良さにそのまま東京まで乗って行くことに!GW初日の道路は意外なほど閑散としていて、のんびりと国道を走る。で?・・・高円寺ってどこだったっけな(笑)
1時間30分ほどで無事到着。
駅前商店街から少しはずれた路地にtrattoria「ボッカルーポ」はあった。小さなテラスと濃紺のテントがイイ雰囲気。電動工具と建材で溢れかえってる店内だけど、オープンは5月9日。間に合うのか・・・?
さすがにもう料理で勝負する気はないけど、素敵な奥様と子供に囲まれたコウジをみていたら、こっちまでハッピーな気分になってきた。これからはお互い自分との戦いだよね。誰とも比べられないような、納得の人生を進んでいこう!
斜陽の東京から家に帰る途中「天下一品」の看板を発見!
ここがどこか良くわからないけど、優しい気持ちでコッテリラーメンを平らげる。店を出て家路に向かうと「西友」発見。そして「カラオケの鉄人」のネオンが!おうっ、ここは!(もっとはやく気が付けよ・・・)
04月23日(土)
自分でもまだ信じられないのだが・・・本当に家を買うことになりそうだ。
ジリジリと貯金を食い潰しているような生活に、ローンを返済できる未来があるのか?不安は膨らむばかりだが、いま始められなくてはこの先もないはず。善は急げ!自分を追い込め!
昨年の秋頃「今日の卓袱堂」に登場した茅ヶ崎・ラチエン通りの店舗付き中古住宅、不動産屋を通してじっくり値段交渉をし続けること6ヶ月。はじめて広告に載った時の1700万円から、なんと1235万円まで値引くことに成功。大きい買い物だからこそ、いい加減には出来ない。大きい金額で麻痺しそうだけど、最後の1万円だって同じ1万円だ。アラブ人にたたき込まれた値切術を駆使しての交渉。心配事は家主さんを怒らせて売ってもらえなくなること、交渉中に欲しい人が現れたらそれでおしまいということ。他に比べる物件があればいいのだけれど、1500万円以下で店舗+工房+住居+住みたいロケーションという条件、他にはなかったから。自分にとってもギリギリの賭けだったけど、とにかく希望の価格(税金など一切の諸経費を入れて1300万円以内)に収めることが出来た。ハムドリッラー・・・マーシャアッラー!
不動産屋で仮契約。そして手付金30万円を払う。全体のわずか2%ほどの額だが、もう引き返せない。あー・・・不安よりも喜びでドキドキだ!名古屋展を控えているので、本契約は来月以降。外壁を塗ったり内装工事をしたり、窯の移築も大変そう・・・本格的に動き出すのは年末?軌道に乗ったら、夢のワインバーも始める予定。みんなが気楽に集まれる、本物のオアシスになりますように。
04月18日(月)
名古屋展まで日もないし、さっさと制作モードに切り替えなきゃ、なんだけど・・・個展後恒例『遊三昧』な日々を送っています。週末は前から予定していた『懐かしの80'sカラオケ大会』に出席するため東京へ。はじめから終電に間に合わす気はさらさらないので、駒沢に住んでいるびでお&チエ宅の部屋をブッキングしておく。80'sの歌謡曲なら歌詞を見なくたってどれも歌える。「天下一品」のコッテリラーメンで腹ごなしをして、さぁ歌うよ!
平均年齢32,3歳のメンバーは皆楽しそうに熱唱している。座ってる連中も同時に同じフリが出来る往年のアイドルソング、じっくり聴くとしんみりイイ感じだ。「アタシ/オレが歌いたかったのに〜!」な曲がかかると、歌い手を無視した合唱になってしまう・・・あの頃って、恥ずかしくも楽しい時代だったんだな。朝方まで延長して、またラーメンを食べて、朝日を見ながら眠りの世界へ。
翌日は昼過ぎから町田へ。地上5階建ての巨大な100円ショップや、マニアグッズが店内に埋め尽くされた『お宝鑑定館』なるアヤシイ店などを見て回り、多摩にある天然温泉『いこいの湯』へ。休日でも900円という安さに加え、露天風呂はすべて掛流しの天然温泉という贅沢さ!広大な敷地にゆったりと作られた和風スパワールドは、最高のリラグゼーション。また来たいなぁ・・・
楽しい時間はあれよあれよと過ぎて、鎌倉へ行く終電には楽勝で間に合わず。そのまま一緒に駒沢まで帰ることに・・・部屋のブッキングは1泊だけだったのにねー。またまたお世話になりました!
翌朝、開店と同時に「天下一品」へ。ジャンキーディ/ジャンキーナイト。ふぅ・・・
04月15日(金)
20周年記念展が終了した。
物を作ることと文章を書くエネルギーは似ている。久しぶり(?)制作に打ち込んだせいか、パソコンを前にしても何も書く気が起こらなかった・・・(更新をサボったエクスキューズです)
今回の個展中に強く思ったこと、それは人間関係の移ろいだ。エジプトから帰国して2年半、この短期間に知り合った新しい友人・知人が、いつのまにか付合いの中心になっている。会社や、何かのコミュニティに属しているわけではないので、殆どが「ふとした」きっかけで知り合った関係。講演やパーティで偶然一緒になった人、披露宴で向かいに座っていた人、焼鳥屋で隣りにいた人・・・何かが少しずれただけで永久に知り合う事もなかった人達。さらにその人の友人や家族までもが個展に足を運んでくれた。
陶苑「八坂」の入り口で、懐かしい声が聞こえてくる。ガキの頃、隣に住んでいたD-lingと再会したのは20年振りか?昔と変わらない声、その笑顔・・・旧い友達に会えるのもこの仕事のおかげ。年賀状でしか知らなかった息子を連れてきてくれたボーヤはシドニー日本人学校の同級生。子供があの頃のオレ達と同じ年頃だもんなぁ・・・ビックリするしかないよ。個展会場のスタッフがオレを「センセイ」と呼ぶたび「プッ」と笑う旧友たち。流れた時間は長いけれど、中身は何も変わっていないからねー。
身体の不調を振り切るように会場へ来てくれた友人。泣きたい気分を押し込むのは楽じゃないけど、オレは自分の仕事で結果を出すしかないんだよね・・・。遠くへ旅立つ友。出発前の忙しい中、本当にありがとう。気の利いた言葉は掛けられなかったけど、2年間の無事を地球の裏側から祈ってる。
20周年記念展を応援してくれた全ての方に感謝します。みんなに笑って再会するため、これからもイイモノ沢山作らなきゃ!
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