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02月21日(火)
鎌倉の住宅街に佇むcafe/dining[0467]は古い民家を現代風にアレンジした、とっておきの隠れ家だ。美味しい料理とお酒を心地よいサービスで提供してくれる素敵な店。
今日は『蓮REN』の塾長・真里子さん、シャネル・ジャポン社長のリシャール・コラスさんとオレの3人で軽いお食事会。チャリンコでふらりとやってきたコラスさんは、とても『CHANEL』のボスとは思えないくらい気さくな方だが、こんなチャンスもそうそうないので今日は大切なお願いをしてみる。[0467]は初めてみたいだけど、のんびりとリラックスしていい感じ。チャンスは今しかない!
『コラスさん?今度オレが茅ヶ崎で始めるのは陶芸の工房とワインバーが一緒になったような店なんです。ほろ酔い工房、という意味で[atelier
vinoux:
shippokudo]という名前にしようかと思ってるんですけど、どうですかねぇ?』
『[vinoux]はあんまりいい言葉じゃないから止めた方がいいかもしれない。アル中っぽくて酒臭い感じ…。なにか他にないかな?』
いろいろと案が出て(コラスさんは粋なフランス人らしく、言葉の流れや韻にこだわっている…さすが!)試行錯誤の末にできた名前がこれ。[le
tour]は回転するもの、つまり陶芸用のロクロを指す言葉でもあるらしい。[vin]はワイン。
[le tour et le vin: shippokudo]
言葉を知っているだけでも、感覚だけでも出てこない美しい響きとシンプルな言葉。やっぱりコラスさんに頼んで良かった〜!
02月16日(木)
連日の葉山は深夜まで仕事。陶芸の指導が終わってもやることは山積みなのだ。
今日は朝からなんにもない日。ふとんでゴロゴロを決め込んでいたのに…神戸のカバン職人・松本さんからTEL。珍しいなと思いながら電話に出ると、いま東京にいると言う。それならばと茅ヶ崎に呼び出して改装中の工房を見てもらうことに。松本さんとの出合いは21年前。オレが陶芸を始める前(つまり高校生)からモノづくりの師匠であり、生きる指標だった人。ライバル(と思いたい)となった今でもそんな気持ちは変わらない、穏やかでタフな男だ。おれたちは、クルマや機械式腕時計などの“男話”のあと、人生や仕事についての話をゆっくり始める。頑固で、誰のやり方にも従わないくせに、時々こうして自分を確認する“鏡”が必要なところも似たもの同士なのだ。酒を飲まない松本さんと何杯カフェを飲んだのか…?あっという間に新幹線の時間が来たのでお開きに。神戸に置きっぱなしの愛車honda
CS90も取りに行かなきゃだし、また近いうちに会えるでしょう。今度は温泉に行こうね!
02月13日(月)
バレンタイン・ディの思い出は、あくなき青春の轍。
と、言い切りたいのは山々だが、さすがに40歳寸前の並男にサプライズなチョコレートは期待もできず…それでも静かなさざ波が胸の中で揺れているのは恋愛至上主義者ゆえか?
バレンタインの前日、高い塔の上に幽閉されている姫は、手作りのティラミスを作ったはいいものの相手に渡す方法が思いつかす途方に暮れていた、というより自分で食べるとほぼ決めていた(笑)諦めの早い姫なのだ。それでも、どうしてもそれを食べたかった男はルパン三世よろしく塔を登る、登る、登る。気付いた姫はティラミスと手紙を袋に入れ窓の外に引っ掛けた。鳥に持っていかれちゃう事、王に気付かれてしまう事に気を揉みながら…。
話はこれでおしまいだ。結果も境遇もまぁどうでもいい。心が動き…渡すこと、受け取ることに障害がなければそれはただのお菓子に過ぎない。素敵なバレンタイン・イヴを体験した幸せな男の話。
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