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09月28日(月)
卓袱堂展が終了した。
初めての、自分の家(店)でやる個展。場所は不便だし、案内状が送れたのはギリギリだし…多くの不安を抱えてスタートした9日間だったけど、結果はこれまでの人生で最高の個展になった。店番や梱包、後片付けなどなど、毎日来てくれては手伝ってくれた頼もしく、そして愛すべき君たち。どうしても行けないけど頑張って!というメッセージをくれた友人たち。遠くはエチオピア、北海道、群馬や埼玉、そして奈良からオートバイを飛ばしてくれた旧友…みんな本当にありがとう。オレは本当に幸せものです。

毎日、昼過ぎから夜中まで…信じがたいほどのワインが消費され、そして補充された。1日に何十回と交わされた乾杯の音、そして笑い声…思い返しても夢のような毎日だったねぇ。大切な売り上げは、コロンビアでの生活で有意義に使わせてもらいます。現地でトラックを買って、ロクロを積んで工房を巡るかもしれないし、もっと現地の人達の為になる使い方があるかもしれない。とにかく10日後には合宿が始まります。準備を急いでやらないと!
09月12日(土)
黄熱病の予防接種を受けに東京まで行ってきた。
黄熱病といえば、真っ先に思い出すのが野口英世。
そういえば先日、恵比寿のカフェにいたガーナ人のウェイターが
『野口英世が最期を遂げた国を知らない日本人が多すぎる…』と悲しんでいた。
確かに、ガーナといえば…チョコレートだよな。
自身もこの病気にかかって死んだぐらいだし、
黄熱病の権威と思われている偉人・野口英世だが…
実際のところ彼の(黄熱病の)研究はほとんど成果がなかったらしい。
細菌と思っていたものが、ウィルスだったのだからなぁ…。
まぁ顕微鏡の性能も現在とは雲泥の差だし、仕方ないとは思うのだが。
黄熱病の予防接種は貴重な生ワクチンなので、
いきなり病院に行って注射をしてくれ!と頼んでも無理だ。
オレの場合、横浜の検疫センターでは期日までに予約をする事も出来ず、
やっと東京で予約を取り付けたのだ。1ヶ月も前の話である。
注射をすれば10年間有効の国際証明書、通称『イエローカード』が交付される。
これがないと入国すら出来ない国もある。
病気が蔓延しているのは主にアフリカと南米の、赤道付近にある途上国。
肩にする注射はとても痛いが、1万1000円という値段も痛い…。
これの意味がわかるか?という気持ちで、すべて千円札で支払いをする。
11人の野口英世よ、サヨウナラ…。
接種後の『深酒』と『激しい運動』禁止という注意書をもらったのだが、せっかくなので東京に住んでいる友人と軽く『浅酒』のため新宿で待ち合わせ。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、またまた終電を逃してしまった…。
ならばと飲酒を続けているうちにだんだんと『深酒』に…
このあたりのいい加減さこそ『イエローカード』なのに!
09月04日(金)
座り仕事に従事して20年以上…
しかも、かなりリキむロクロ成形は、肛門にとても負荷がかかるらしい。
個人差はあると思うが陶工に《痔》持ちは多いはずだ、たぶん…。
そうゆうオレも数年前から、排便後に違和感を感じる事が、たまにある。
深刻ではないが、途上国に赴任が決まったとなると話しは別だ。
現地の病院で手術…なんて地獄はなんとしても避けたい。
インターネットで色々と調べてみる。
(ちょっと自覚症状がある病気を調べて…安心したって事は皆無!)
もしかして『内痔核』ってやつだろうか…ヤバいかな?
もし手術なんて事になったら…全身麻酔で日本一痛くない名医に頼みたい。
ホント、苦手なんです…病院。
最近、イタリアで生まれたPPH法なる手術をしてくれる病院が、近所にある。
なんでも神経がほとんどない内側に器具を挿入してレーザーカットするらしい…
しかも2008年4月より保険適用になったとか。
図を見るだけで恐ろしいが、コロンビア人に切られるよりはマシなはずだ。
意を決して、この病院にチャリを走らせる。
外科の待合室で待つ事2時間。その間、誰かの名前が呼ばれるたびに冷や汗が…。
マジで怖いぜ。ヤクザより幽霊より天災より…病院が怖い。
『イマイズミさ〜ん、7番ドアまでどうぞ〜』
ら…ラッキー7だぜ。慰めにもならないぜ。
若い男の先生と症状について話す。
とりあえず診察しましょう、とベッドに横たわる。
『じゃあ、この図のようにして、楽にしてくださいね〜』
とても人には見られたくない格好で…恐怖の瞬間を待つオレ。
『キュ、キュ、パチン』それはゴム手袋をはめる音だ。ゴムは男の礼儀だ…
『は〜い、楽にしてくださいね』…出来る訳ネェだろこの変態!
『く……』 まだ純潔だったオレのつぼみは、
汚らわしい男の手によってかき回される… 右に左に…くまなく。

『痛いところはありますか?』
『痛くはないですが…不快極まりないです……クッ』
『はい、終わりです。次はちょっと機械を入れますね〜』
(………キ…カ…イ…)
『ブスッ』『…グワッ!』
『はーいチカラをぬいて、口を開いてくださいね〜あと少し』
(…もっと奥に入れるのか?…もう殺してくれ)
・
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・
『え〜、まぁ特に問題ないみたいですね』
『…はぁ』(あんだけ凌辱されたのに?)
『もし、気になるなら薬を出しますよ』
『3ヶ月、長野県で合宿なので、その間、病院にはこられないんですが…』
『じゃあ3ヶ月分出しましょう。良くなったらやめて様子を見てください』
あの苦痛は…安心料なのか?
でも、手術はこんなもんじゃ済まないはずだから、これで良かったのか?
3ヶ月分のミニ浣腸?みたいのを受け取り、ハンドルの両側に引っ掛けて帰宅。
それにしても…非常識な量の薬の量だなぁ。
別に普段はどうってこともないんだし…売っちゃおうかな?なんて。
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