01月30日(土)
都会暮らしに…ぼんやり飽きて来た今週末…とうとう任地のラキラまで行ってきました!誰に聞いても『ちぃ〜さい町だよ!』とか『な〜んにもないよ!』ぐらいしか情報がない未知の場所。もちろん、JICAコロンビアの歴史上…というか、近年この国に住んだ日本人の中で、一番小さくて静かな田舎だろう。

首都ボゴタから北に向かって走る。まもなく辺りは緑一色に。のどかに草を食べる牛や馬…まるフランス郊外のような景色だ。早朝に出発したので途中の町で朝食を食べる。そして4時間後、無事にラキラの町へ。想像通り…色とりどりの土産店が道沿いにガシャガシャとある。そのくせ、なんて静かなんだろう…不思議な場所である。

賃貸アパートなんか存在しないだろうし、事前にリストアップしたホテル(というか民宿?)を数件見る。…どこも1泊2000円程度の、質素な部屋だ。旅行で来るなら文句のないコロニアル風の小さなホテルだが、キッチンがないのは困る。料理だけが楽しみなのに!この町で探すのは無理な注文なのかな…?途中で出会った、木工職人のオッチャンがいい部屋を紹介してくれると言う。なんでもイタリア人夫婦が住む家の敷地内にある『離れ』らしく、最大の懸念事項である『安全性』をクリアできる可能性が出て来た!門を開けて、ブーゲンビリアの咲き誇る前庭を進むと白壁の瀟酒な家が!…期待は膨らむが、この家はもちろんイタリア人老夫婦の邸宅。裏に回ると、また門があり、その奥にこれまた素敵な平家が2軒。ま、期待するとガッカリするからそれとなく様子を見ていると…このうちの1軒のドアの鍵をまわして中を案内してくれる。お……っ!この家に住めるのか?ワンルームの部屋にベッドが3つ。暖炉やキッチン、小さな食卓もある。シャワーからたっぷりのお湯なんてのは無理な話だけど、なかなか良い家だ。セキュリティの関係から、一軒家は絶対に許可しないと言われているけど…借りられるのか…?この家に住みたい!!

『特例だけど…この家ならオッケーだ。安全だよ!』JICAが雇っている安全審査人は警察の天下り。昼飯をおごって機嫌を取ったのが功を奏したか?オレも策士よのう〜!…さて、問題は家賃。ボゴタの常識では予算オーバーだが、ラキラなら行けるだろう。値段を聞くと……安い!規定の予算の半分で済みそうだ。半分………?

『すいません。あの…2軒とも借りたいんですけど…ダメ?』

一人暮らしなのに、なぜ同じような家を2軒???驚きの表情を隠せないご一行だったが、まぁ予算内だし…ということで無事にオッケーを取りました。2軒借りる事で離れの敷地内、つまり奥庭もすべてオレが借りた場所になる。小さな島を支配する事で、膨大な制海権を確保する国取り合戦の理論。やっぱり…戦国時代に生まれたかったなぁ〜ということで、キッチン付きのゲストハウスが1軒余ってます。みんな、遊びに来てね〜!

コロンビアでは、車輪の付く乗物の運転は一切禁止というJICAからの通達。ならば…ということで馬を飼おうと思います。買物、通勤…すべて馬でやってやる。策士をなめてもらっちゃ困ります!家賃に馬のえさ(干し草?)も入れてもらう交渉中。馬置場も確保したし、あとは馬本体と鞍などの価格交渉だけ。たのしみ〜



01月22日(金)
コロンビアの首都ボゴタは人口800万人の大都市。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスやブラジルのリオデジャネイロより大きいのに…知名度は低いかな?オレがいま住んでる新市街はとても途上国とは言えない。ヨーロッパ系のスーパーマーケットではほとんどの食料品が手に入るし、日本料理店だけでも30軒はあるというから…驚きである。快適だが…ちょっとつまらない、なんて言ったら罰当たりか?

週末に、とても危険と言われる旧市街へはじめて行って来た。なるほど…臭いが違う。猥雑な屋台と露天商、オレの知っている途上国の感じ。なんだか落ち着く…けどやっぱり、危険な感じはないなぁ。油断は禁物とはわかっているけど、まだ物足りない。自転車を…転ばないで上手になるのは無理なはずでしょ?路地に怪しいBARがあった。夜に来たいなぁ。絶対ダメだと言われてるけどね…。


01月17日(日)
連日の団体生活。全ての食事や移動を一緒にしていたら本当に気が滅入ってくる…。途上国の都会?での道路の渡り方や自然に身に付いた行動って、誰かを連れてはできないし…ちょっと歩いたら待つの連続。ホームシックとか寂しい気持ちは欠落気味のオレだが、逆に1人の時間がないのは 人一倍きつい。

今日は無理を言って夕食は一人で出かけさせてもらった。近所のまともなレストランじゃなくて、地元の人が愛用している食堂に行きたい!と思ったけど、ここは上品な新市街なので、まぁ適当に夜の散歩。電飾が美しい道を歩いていると、何とも懐かしい香りが…これはシーシャ・トッファーハ(水タバコ)!

アラブ料理を出すうす暗いレストランに入り、ババガンヌー(なす)のペーストとアイーッシュ(パン)、ビールそしてシーシャを注文。なんで南米にまで来てアラブ?なんだけど、やっぱりシーシャは最高だもんね!念願の一人歩きで、ほろ酔いのボゴタを満喫しました。ホットな場所だけあって、お洒落でグラマラスな美人が沢山。こりゃ楽しみだに〜


01月11日(月)
コロンビアに来て初めての休日。なんだか知らんが祭日が1日くっついて3連休。

標高2600mに慣れるまでは無理に観光などせず、のんびり読書をしたり料理を作ってみたり。おかげで体調も崩さずに現在に至ってる。 昨夜は若者に誘われてディスコティカにデビュー!コロンビア人、ケニア人、コンゴ人などの仲間と夜の街へ。セックス・コン・ロパ(服を着たセックス)と言われる密着型サルサを朝方まで楽しんだ。店に来ていた他グループの女性がオレの携帯電話を取り上げ、すかさず自分の電話番号を入力。『とにかく電話をちょうだい。来週も来てくれないと許さないんだから!』などと耳元で囁かれ、後ろ髪を引かれながらの帰宅。ウワサ通りの超積極的アタックの洗礼を受けた楽しい夜でした。モテる男は国境を越えるのか?なんて。

今日は比較的治安のいいエリアの蚤の市へ。やや作られた感は否めない街並だが、こんなところしかカメラを持ち込めないので仕方ないです。路上には昔のFIATムルティプラが…パチリ。のんびり楽しい1日でした。


01月07日(木)
無事コロンビアの首都・ボゴタに到着しました。ボクサーの計量みたいにギリギリでパスした32kgのコンテナ3個を積んでの長旅だったけど、無事に荷物も届いて一安心。 コンテナの中には申告していない大量の日本食材がギッシリ!現地でいろんな料理をする計画なんだけど…今日のオリエンテーションで、オレの任地ラキラにはアパートというものがないかもしれないとの報告が…相当な田舎みたいである。治安の悪いこの国で、協力隊員は全員ホームスティ、そしてシニアはセキュリティの完璧な3階以上の部屋と決められているので一軒家には住めない。いちおう観光地だし、小さなホテルもあるらしいけど、それじゃ料理できないなぁ…。普通シニアは自動車の保有も認められているんだけど、この国は車はおろかオートバイも自転車も禁止…田舎で暮らすのに、それは相当にきつい話。移動は無線タクシーを、と言われているけど、もちろんタクシーなんて1台もないところ。冗談抜きで馬でも買おうかなぁ…。

現地の語学訓練が来週から1ヶ月。今はとにかく大都会ボゴタを楽しみます!初日の夜は、洗練されたアジアンキュイジーヌ『WOK』で野菜たっぷりのナシゴレンと寿司を満喫。この街には楽しい場所がいっぱいありそうな予感がするなぁ。また近況報告します!