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03月26日(金)
ラキラに住み始めて40日。なんで今まで気がつかなかったんだろう…
オレの家は、イタリア人老夫婦のマルセロ&マリナから借りている。広大な敷地には果樹園があり、沢山の花が咲き乱れている。ラキラにいながら、ここだけイタリアの田舎みたいに素晴らしい風景だ。マルセロたちの家から程よいな距離に建つオレの家は、独立した塀に囲まれており、プライバシーも十分に保たれていて…快適そのものだ。
今日はマルセロと一緒に庭を歩きながら、イタリア料理の話をしていた。キアンティの故郷・トスカーナ生まれでオランダにも30年住んでいた彼は、ワインの知識も豊富。そして美味しいものが大好きな紳士だ。話の中で、ハーブがあればもっと料理が美味しくなるのになぁ、とつぶやいたら…
『何を言ってるんだタク?庭中ハーブだらけじゃないか!』とマルセロ。…え?
よく見れば3種類のバジルにオレガノ、コリアンダー、イタリアンパセリ…
おお、この黄色い花はルッコラか?ローズマリーにディルまで!
『もちろん自由に使っておくれ。ここは君の庭だから。』
早速、ハーブ3種を使ったパスタでひるごはん。
先日と同じポモドーロだけど、タマネギは使わずニンニクだけで。
湯剥きトマトもあまり火を入れず、シンプルにハーブの香りを引き出そう!
バルサミコ酢とレモンで、爽やかな酸味と甘みも忘れずに
!
やべぇ…。コロンビアで一番美味いイタリアンが食えるのは、オレんちかも?
03月24日(水)
日本でカワイイ女子と言えば『黒目がち』な瞳をもっている印象だが、コロンビアに来て、『白目がち』の魅力にやられっぱなしだ。奈良美智の作品によく見られる『三白眼』の悪ガキっぽさも捨てがたいが、淀んでいない純白の眼球に、まるで海底に眠る真珠のような神秘性を感じてしまう。
陶芸職人の職場環境は劣悪だ。霧状の釉薬をスプレーする毎日だったり、熱い窯に頭を突っ込んで窯出ししたり…肺も蝕まれているだろうし、オレの白目もずいぶんと黄味がかってきたな…。眩しい白目は取り戻せないが、美女ウォッチングをやめる気はない。オレの目が黒いうちは…
03月22日(月)
ラキラから一番近い『街』は、乗合タクシーで25分の『チキンキラ』だ。4人集まれば1人片道200円。帰りも人が集まれば出発…合理的である。道中の景色は素晴らしく、緑豊かなコロンビアの田舎を満喫できる。都会で暮らす、オレ以外のボランティアには申し訳ないが…ここは最高の場所だ。
とはいえ、悩みがない訳ではない。とりあえず改善したいポイントは3カ所。
◇インターネットが極端に遅い。
◇水道水があまりにも汚い。
◇シャワーが冷たくて水圧が低い。
◆3G回線のモデムがある事を知ってしまった。100倍は速くなる計算だ。家賃はインターネット込みで契約したので、今更替えられないというが…大家を雄弁な(ありえない)スペイン語で説得。skypeを使った国際会議が6月にある、という作り話に同情してくれたみたい。ウソついてごめんなさい!おかげで来週には高速回線だ〜
◆チキンキラに浄水器を探しに行く。街…とはいえビルもないような田舎町。偶然立ち寄った金物屋にボロボロの箱に入ったイタリア製の浄水器を発見。とにかく購入。直接キッチンの水道管に付けてフルタイム浄水で使うことにしたが、あまりに汚い水のせいで、5分も経たずにフィルターが詰まってしまう。部品を買い直して、水道管を必要に応じて切り替える方法でとりあえず解決。透明な水で茹でるパスタなんて久しぶり!歯磨きも美味しそう〜
◆南米では一般的な、電気コイル式温水器を利用して快適なシャワーにできないか?考え抜いた末、最新式(1500円だけど…)のを2個購入して同時に水を送る方法を試す。1個あたり3.9kwという大量の電気を使うため、それぞれ独立した配線を引き、独立したブレーカーに繋げてみる。二股の水道管やジョイントをチキンキラで買い揃えて、イザ取り付け!家の改装をしている職人さんにも手伝ってもらい、前代未聞のダブルシャワーが完成。結果は…おお!あったけぇ〜!水圧も今までの4倍くらいはある。シャンプーがフツウに流せる幸せといったら!
『家電のたっくん』と呼ばれ、近所のおばさん達に重宝がられた少年時代。簡単な部品なら自作して、なんでも自分で修理してきた。経験と想像力で乗り越えられない壁は…ない?
03月21日(日)
『ひよこ豆』である。
オレは前から『ガルバンゾ』って言ってたけど、これはスペイン語だった!
実家では『チックピー』と呼んでいるし『エジプト豆』も同じもの。
そのエジプトでは『ホンモス』だし、インドの『チャナダール』も同品種?
豆は世界を圧巻しているなぁ!
乾燥ひよこ豆は…安い・美味い・保存がきく・の三拍子だ。100gほど水に浸して丸1日放置。倍ぐらいに膨らんだところで料理開始!これで20円分だから、安いよなぁ!
◆ガルバンゾとそら豆のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
・多めの塩が入った熱湯にガルバンゾを、3分後にパスタを投入。
・冷めているフライパンにオリーブオイルと唐辛子、ニンニクを入れる。
・弱火で加熱。香りが出てきたら茹で汁少々と、生のそら豆を投入。
・火を止めて手早く混ぜる。オリーブオイルをかけて…食べる!
◆ガルバンゾのポモドーロ
・タマネギとニンニクを飴色になるまでじっくり炒める。
・そこに湯剥きした完熟トマトとバターを追加。塩コショウで味を整える。
・パスタと、一緒に茹でたガルバンゾを和える。
・パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり削って…食べる!
◇標高2000m以上の高地で美味しいパスタを茹でるコツ:
・細めのパスタを使う。(今回はフェディリーニ使用)
・アルデンテにこだわらず、粉っぽさが抜けるまで茹でる。(標準+4分)
・茹でる時は、多めの塩をケチらず入れる事。(海水とスープの中間ぐらい)
…仕事より料理の日記が多いな…最近。明日からがるばんぞ!
03月18日(金)
キレイな水は好きですか?
水道があるだけマシ、という人もいるだろう。
しかし、蛇口から出てくるからこそ油断してしまうのだ!
乙女ゴコロと秋の空…そしてラキラの水道水。変わりやすくて…ゴメンなさい。
@処女の頬みたいな滑らかさ?クリーミーでほんのり桜色の水道水です。
A大量のフォンで作った美味いコンソメスープ…ではない。水道水です。
Bシュワー…ッて?ガス入りを頼んだ覚えはない!…これも水道水です。
今日は、黄緑色が採取できなくて残念。…キレイなお姉さんが好きです。
03月18日(木)
ガキの頃、世界で一番行きたい場所は京都にある『梅小路機関区』だった。当時の鉄道熱は相当なものであり、線路を薄く輪切りにしたペーパーウェイトを手に入れただけでチビリそうになったものである。秋葉原の『交通博物館』も、ガイドになれるくらい熟知していたなぁ…。でも、念願叶って聖地『梅小路機関区』に行けたのは随分とオトナになってから。
オレの電車熱が冷めていくのに合わせるように、名称も『梅小路蒸気機関車館』なんて生ぬるいのに変わっていた。…が、蒸気機関車は凄かった。石炭の匂い、黒光りの車体、そしてあの音!あの蒸気と煙!憧れの転車台の前で立ち尽くしたのを、今でもハッキリと覚えている。
今日はラキラに来て初めての窯焚き。そして、生まれて初めて焚く石炭窯。レンガの古い窯に石炭を放り込みながら、蒸気機関車の事を考えていた。いずれこの街にも近代的なガス窯や電気窯が沢山やってきて、石炭で焼いていた事を懐かしく思い出す日が来るのだろう…。大気汚染・CO2全開のこんな窯がいつまでも許されるとは思わないけど…(あ、環境改善もオレの重要な要請だった!忘れてた…)なんだか純粋に楽しいんだよな…こうゆうのって。
03月14日(日)
職人時代に京都の『雲龍院』という由緒正しき寺に2年ほど住んでいた事がある。ここは大昔の天皇の墓がある事から…なんと現在も宮内庁の管轄なのだ。門前には『不許酒肉五辛入門』という仰々しい石碑が建っていたが…他の禁止事項?は石碑に彫っていなかったので、日々、悪さばかりして過ごしていた…若気の至りである。
さて…ラキラの日曜は、野菜が買えるお楽しみの日。新鮮な野菜が食べられる日曜の夜は、腕を振るって野菜料理!今日のメインは『五辛炒め』。
・刻んだニンニクと唐辛子をごま油でじっくり炒める。
・長ネギをたっぷり用意。1cmの長さに輪切りにして投入。
・『海鮮だし』と醤油、塩で味を整えて、最後にざく切りのパプリカを入れる。
・ネギがねっとり粘ってきたら火を止めて器に盛る。短冊のゆで卵を添える。
・かつお節とレモン汁、七味をかけて完成!
仏の教えにある『五辛』のなかの二辛、ネギ&ニンニク。それに本当に辛い唐辛子、パプリカ、七味を足した自己流の『五辛』だ。レモンを加える事でタイ風?の激辛料理に。白飯との相性もバッチリ!頭から汗をかきながら飲むビールは最高〜!
今は天界にいる雲龍院の和尚が見たら怒るかなぁ…。肉抜きだから許して〜
03月12日(金)
『タクはどんな所でも生きていける野性的な男らしい…』こんな嬉しいウワサをたまに耳にするが…実はモヤシな都会っ子だったりする。ワイルドな生き方に憧れて、高校生の頃から1人で山籠りとかしてみたが…しょせんはアウトドア好きな街の子。本物とはレベルが違う…。
今日はアフリカンマスクを作っている若い職人・マテオの工房見学にいく。ラキラの工房はどこも急斜面に建っている…訪ねるだけでけっこうな労働だ。見学のあと、みんなでちょっと山歩きをしようという話になって…泥だらけの作業着でユルユルと出発。足場の悪い山道を、草をかき分け進んで行くと、職人のマテオが枝の先から果実をモギってオレに投げる。
『野生のグアバだ。チョアっていうんだ。』割って食べる。独特の香りと甘みが口に広がる。やっぱり種だらけだが…乾いた口に幸せな気分。『これはイゴ。サボテンの実だから、見えない針に気をつけて。』真っ赤な血のような果肉を恐る恐る食べる。うーん…野性的!その後も…揺らすと雨のように実が落ちてくる木で遊び、松の葉がフカフカに積もった斜面で横になってシガリロを吸う。そして小川を渡り、巨大な松ぼっくり(けっこうな値段で売れるらしい)を袋一杯に詰めて運んだり、散乱している動物の白骨でチャンバラごっこしてみたり…映画『STAND
BY
ME』のワンシーンのような気分で山道を歩いて行く。
『この黄色い実はミスペロ。昔はおばあちゃんと一緒によく食べたなぁ…』
山の中にぽつんと立つ廃屋。横にはコケの生えた古いレンガの窯。20年前までマテオのおばあちゃんが住んでいたというその穴だらけの家には、職人の生活がありありと想像できる間取りと、忘れ去られたままの什器…。ミスペロは…ちょっと枇杷に似た味。こんな所で育った本物の野生児たちは…カッコいい。
同じコースを、同じ説明をしながら女子と歩いたら…尊敬されちゃうかな?
…そんな事を考えている時点で、野生児失格!
03月11日(木)
かつて何度となく日記に登場してきたそら豆。…大好きだ!デザインが秀逸で、もちろん美味しい。いままで4ヶ国でそら豆を食べたが、どこのも美味しい。世界共通の味である。そら豆は皮を食べないからイイのかも?多くの外国で食べる野菜は、皮が硬いのが難点だからな。
日曜日にラキラの市場で、そら豆を発見
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適当にビニール袋に自分で詰め込む。そら豆は皮がかさばるので沢山買い込む。
『クァントクエスタ(いくら)?』
『ミル(50円)』
またか…。ここの市場はいつも『ミル(1000peso)』だ。計りもしないし、どうなってるんだ…。もっと袋に詰めればよかったな…とか。損したのかな…とか。あの…イイ加減大国・エジプトの市場でもちゃんと秤で計ってたぞ!ま、安いからいいんだけど。
今日はビリヤードの勝負で待ち合わせだったが、凄い雨がふってきたので中止。仕方ないので家でメシの用意。月見そばと白飯、それにそら豆にしょう。面倒だから、蕎麦とそら豆を一緒に茹でる。イイ加減大国に住んでいた男だしな。ビールと一緒に、いただきます!
03月09日(火)
治安の悪いコロンビアで一軒家に住むリスクは高い。実際、日本からの政府関係者やボランティアは…マンションの3階以上か、コロンビア人の家にホームステイ、のどちらかに決められている。…1人を除いて。庭付きの平屋に住んでいるオレは本当にラッキー。大都市圏では洗濯物を外に干す事すら禁止なので…風になびくシャツを眺めながら幸せを噛み締めている。
しかし…二軒借りた平屋のうち一軒は、屋根にシロアリ?が入り込み修理が必要だとの事。オレが入居する2月15日までには完成している約束だったのだが…。
もちろん、今ある一軒だけでもフツウに暮らせるから問題はない。だけど暖炉のある二軒目の家を…リビングにするか?アトリエ&ギャラリーにするか?友人が泊まりにきたとき用の客間にするか?…夢は膨らむばかり!完成を心待ちにしているのだが…入居からまもなく1ヶ月。修理が終わる気配は……まるでない。永遠に終わらないかもしれない?あのガウディの遺作みたいに…。いちおう二軒分の家賃を毎月…払ってるんですけどね…。
03月06日(土)
のんびり土曜日。…といっても、平日ガンガンに働いている訳ではないのだが…
洗濯物を取り込もうと玄関のドアをあけると、オレンジ満載のバスケットが。お礼にイタリア人大家のところへ行くが…どうも彼は知らないと言う。果樹園を覗くと、女の子が枝切りばさみと格闘中。大家の姪っ子、ダニエラだ。シャイでかわいい女子。何かと用事を作ってはオレの所に来る。
日本でも田舎じゃ当たり前なのかもしれないが…農作物のおすそわけってイイ。野菜や果物の値段なんて、たかが知れているけど…この温かい気持ち!腐らすより誰かに食べてもらうという考えも含めて…繋がりを感じるよなぁ!最初のひとつは皮を剥いて丁寧に食べる。残りは…面倒くさいからジュースにしちゃおうかな?20個以上あるし。
上の写真はボゴタの路上のにある、手絞りのオレンジジュース屋。1杯50円。オレンジを4個分使う、贅沢でヘルシーなお楽しみ。常温なのが、また美味い!同じのを、鎌倉の紀伊国屋前にあるスタンドで飲んだ事がある。1杯800円。ま、仕方ないけどね。
03月05日(金)
有名なナナホシテントウは、アブラムシを食べる。農作物に害を与えるアブラムシを食べるので『益虫』に分類される。マンガでもカワイイ表情で描かれる事が多い。ニジュウヤホシテントウは草食。ナスの葉っぱとかを食べちゃうから『害虫』となる。黒いサングラスで人相が悪いキャラクターが多い。
だが実際、ギャング的と言えばナナホシテントウだろう。エサのアブラムシがなければ,平気で共食いまでする鬼畜である。なぜ草食系のおだやかなニジュウヤホシテントウが悪人扱いなのだ…。人間は自分勝手な生物だ。
コロンビアの代表的な果物の中に、『パッションフルーツ』と『グァバ』がある。どちらもザックリ半分に切ると…タップリの種が出迎えてくれる。マンゴーやモモみたいな『中央にドカンと1個』の果物に比べると…気が重い。が、この2つの果物には大きな違いがある。パッションフルーツの種は食べられる。むしろ種を食べるフルーツと言っても良いのでは?ポリポリと美味しのだ!
逆にグァバの種…控えめでかわいらしい種だが、これがめっぽう固くて不味い!1粒でも口に入ったらまるで小石が口に入ったように不快だ。しかも種を取除くと…ほとんど実が残らない。味は大好きだが、なんともいえん果物である。このタネたちを『益種』『害種』と呼ぶ事にしよう。人間は自分勝手な生物なのだ。
それにしても…半分に切ったフルーツとテントウムシって…似てる?
03月04日(木)
『レイバの知人の知人が、最高の馬を売ると言っているらしい…』
こんな未確認情報をたよりに、昼から職人のアレハンドロとビジャ・デ・レイバへ。馬の試乗なんて初めてだが…やっぱり馬力(笑)は試乗しないとわからないよね!
ミニバスに乗る。と…わずか5分でバスを降りると言うアレハンドロ。ここはまだラキラの隣町・ティンハカ。ロンガニーサやコスティージャなどの内臓系BBQが有名だ。もしや…?
今日は馬の値段交渉をお願いする代わりに、レイバまでの飲食と交通費をオレが全額負担するとアレハンドロに約束をした。高い買物だから、それでもおつりが来るのは明らかだし…。しかし、いきなりかよ!内臓系BBQとビールですっかり酔っぱらいの2人は再びバスに乗り目的地へ。途中で雨に降られたり道を間違えたり…ビール休憩したりして、なんとか到着。
ウワサの馬と御対面。その6歳馬は堂々としていて、珍しい斑点がある白馬。表情もいい。ちょっと落ち着きがないのが気になったが、またがって走らせてみる。…うーん。こんなもんだったかな?馬に乗るのはン十年ぶりだしな。なんだかギクシャクして意思疎通が出来ない…。
飼い主が交代で見本を見せてくれる。止まる、走る、はいいのだが…フツウに歩くのが出来ない!そりゃダメでしょ〜。オレも下手だが、この馬はどうかな……?本当に美しいんだけど。価格交渉も決裂で(30万円もする!)残念だけど、次の出会いに期待しよう。
せっかくビジャ・デ・レイバまで来たんだし、肉屋に立ち寄り牛肉を500g購入。もちろん昨日のカレーに入れるためだ。(ラキラじゃ買えない…)帰宅して、下味をつけた肉に焼き目をつけて…カレーに投入。たっぷりの肉汁も合わさって、めちゃ美味カレーに変身!苦みも…もうナシ!肉食男子は、やっぱ牛肉入りカレーっしょ!
03月03日(水)
途上国での楽しみに、カレー作りがある。
市場で、それらしい?スパイスを色々と買ってくる。匂いを嗅ぎながらスパイスを乾煎りして小量の小麦粉とバターを追加。じっくりと練り上げてペーストを作る。別のフライパンで、刻んだ大量のタマネギとにんにくを飴色になるまで炒める。小量の水とコンソメでボイルした豆や旬の野菜を混ぜて、先のペーストを合わせる。この段階では味見もしたくないくらいマズい(笑)のだが…調味料で味付けをするうち、なんとなくカレーっぽい感じになってくる。レシピも分量も適当だが(そもそも、スパイスの名前が不明)なんとかなるから面白い。
美味しいフルーツをふんだんに使えるのも魅力だ。今日は丸々1個のマンゴーにグァバ、ライムを入れた。とにかく安くて熟しているから、甘みはフルーツだけで十分。トマトもたっぷりで美味しいカレーになる予感
。…ここに食べごろのアボガドがある。コレを仕上げに入れたら…クリーミーでさぞ美味しいだろう。ご丁寧にも?細かく刻んだアボガドをカレーに投入!程よくとろみが出てきたところで味見をする。え?……ニガっ!苦い〜
先週、痛んでヤバくなったアボガドをパスタに入れて食べたのを思い出した…
あまりのニガさに…アボガドが腐っていたんだと確信したのだが…!
加熱したアボガドは苦い!それもハンパなく苦くて不味い。ゴーヤチャンブルーも…濃いエスプレッソも…サンマの内臓だって大好きなオレ。ちょっとぐらいの苦みは料理のエッセンスだと思っているのに、この苦みは?いままで知らなかったのは何故?ご丁寧に細かく刻んだアボガドをカレーから1つずつに取り除く。溶け出してしまったものは仕方ないけど、なんだか屈辱的な作業。日本のアボガドも同じだったかなぁ?生で食べた感じは良く似てるけど…。
『毒』を抜いたカレーを再び煮込んでる。かなり美味しくなってきた!あと2日もすれば溶け出した苦みも消えてる…かな?明日、ヨーグルトを買ってきて混ぜてみよっと。食べるのは、それから!
※アボガドはスペイン語で『アグアカテ』と言います。
そしてなぜか?『アボガド』とは、スペイン語で『弁護士』の事です。
03月01日(月)
BOSE製のWAVE
RADIOにも負けない、凄いコンパクトCDプレイヤーが日本にもあった。
名機Victor
FS-1は今から14年くらい前に発売されたが…録音機能を持たない(カセットやMDデッキが付いていない)異色なスタイルが当時まったく受け入れられず…すぐに姿を消してしまった。あえてフルレンジ(80mm)を採用したスピーカーは6面ともバイオリンと同じチェリー材で、配線にも抵抗の少ない特殊な銅線を使うなど、とても贅沢な作りだった。のちに同じようなコンセプトで発売されたNakamichi製(タワーレコードの試聴用プレーヤーでも有名)のCDプレーヤーも、このFS-1の音質には到底及ばず。当時でも結構な価格だったけど…買って良かったなぁ!
コンパクトといっても、それなりにかさばる。今回も相当に迷ったが、やはり荷物に入れて来たFS-1。海外に長期滞在する時は、是非持ち込みたい相棒である。乾燥した土地とチェリー材との相性は抜群で、このサイズとは絶対に信じられない重低音と伸びやかな高音…大好きな音楽を心ゆくまで楽しんでいる。
写真に写っているCDを見てピンときた方は相当なJAZZマニアだろう。ビル・エヴァンス・トリオのアルバムの中で、この4枚だけはスコット・ラファロという人がベースを弾いているのだ。
今回FS-1を持ち込んだのには大きな理由がある。
来年…2011年の7月6日は、スコット・ラファロが不慮の交通事故で死んでちょうど50年。この記念すべき日に、ラキラのこの家で1日限定のBAR『Scott
LaFaro』をオープンさせる予定だ。40周年の時はエジプトで、50周年はコロンビア…。なかなか日本で開催できないが…これも運命かもしれない。
この日、ラファロのベースを存分に楽しむための音響装置がどうしても必要だった。CDもすべて持って来たし…あとは当日を?忘れないようにするだけ!なぜラファロ?それは、とにかく彼のベースを良音で聴いてみて欲しい。まだまだ先の話だけど、お楽しみに!
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