04月29日(木)
オレはレフティだ。
スプーンや箸を使う写真を見ての通り、何から何まで左手を使う。
利き足も利き目も左利き。純度100%の、完全なサウスポーである。

世の中の多くが『右利き仕様』になっているのを認識しているだろうか?例えば自動改札や自動販売機。左利きの人は、切符やsuica、小銭などを右手に持ち替えなければならない。ハサミも包丁もカメラもハンディカムもバイオリンもリールも電子レンジも…右利きの人が、気にも留めない多くの事で不便を強いられている左利き。

リーバイスから左利き仕様のアイテムが限定発売される、というニュースが。
『Levi's? Lefty Jean』…うー…欲しい!まぁ…普通のジーンズが右利き仕様になっているなんて考えた事なかったし、他に用意するべきモノがあるだろう!というツッコミを入れたくはなるが…マイノリティなレフティにとって『左利き用』という言葉はたまらない魅力なのだ。

愛用の腕時計も左利き用。リュウズもカレンダーも、すべて反対側に付いている。右腕にはめるので、このボタン類はとても使いやすいしカッコいい。写真を見ると、カレンダーの曜日表示が『MIT』となっているが、これは左利きの専用の言葉で『水曜日』のこと。マジョリティな右利きが知らないこと、世の中にはまだまだ沢山あるのだ。

…というのは冗談で、ドイツ語で水曜日は『Mittwoch』と言います。あはは!


04月27日(火)
せっかく逆回転に改造してもらったロクロが壊れた。ま、もともとそんなこと想定していない作りだから、モーターにもかなり負担がかかったのだろう。さてどうしようかな…?仕方ないから型で置物を作る職人を見学したり、粘土作りを手伝ったり…粘土の撹拌には、棒の先に牛を繋げてグルグル歩かす…。土練機に頼っている日本に比べて、なんと原始的!でもカッコいい〜

ラキラのロクロは立った状態で使う。
右足の太ももでレバー操作(速度調整)をするのだ。慣れるまでちょっと難しい。

初めてロクロを習った京都では、胡座(あぐら)で制作するのが一般的。座布団を敷いて、両肘を膝に当てて安定させる。子供の頃から椅子で食事をしていたオレにとって、胡座はほぼ未経験だったし、何時間も続けて座ってることは相当な苦痛だった。制作どころじゃない…。外国人力士が股割りで涙を流すのに似ているかも?速度調節は、右手のシフトレバーで。
続くエジプトではイスに座ってのロクロ。帰国して…鎌倉で工房を作る時に、胡座がイスかでずいぶん悩んだが…ロクロ台を作る手間を省く意味でイス式に。速度調節は、右足にあるペタルも併用して使う。ま、どんな姿勢でも、ロクロはオレの手が覚えているから大丈夫。25年も続けてきた事だからね。それより、滅多に壊れない日本製の…シンポのロクロが欲しいなぁ!



04月25日(日)
納豆が好きだ。子供の頃から毎日欠かさず食べていた。『好き』というレベルを超えて、オレの身体は納豆で作られた気がする…?大豆と、発酵に適した温度管理と、納豆菌があれば作れるのは知っている。が、日本じゃ1パック20〜30円で買えちゃうからね。わざわざ作るまでもないし。ま、1年ぐらいは食べなくてもいいか、と思っていたのだが…

ボゴタに住んでいる知人が『納豆製造機』なるものを入手したらしい。
その知らせを聞いて胸がザワザワした…。あー、納豆が食べたい!
納豆は無理でも、なにかソレっぽいもの…作れないかな?

・乾燥大豆(100g/10円)を一晩水に漬けておく。
・塩水で30分ぐらい茹でる。硬い皮が表面に集まるので、掬って捨てる。
・『創味のつゆ』と卵黄、ネギ、青のり、ワサビを入れてかき混ぜる。
・白飯の上に乗せて、かつお節と海苔を散らして完成!

…やっぱり納豆じゃないや。けど、けっこうイケル。
オクラを混ぜればばネバネバになるし、さらに美味しいかも。
植物性タンパク質を沢山採って、健全でさわやかな毎日を!



04月23日(金)
イタリアの色…と言えば『赤・白・緑』だろう。
(そりゃアズーリでしょ?なんていうサッカーマニアは別にして…)

この3色を代表するパスタと言えば…

赤……ポモドーロ(トマト)
白……アーリオ・オーリオ(ニンニク&オリーブオイル)
緑……ジェノベーゼ(バジル&松の実)

といったところか。
…エラそうに言ってるけど、実はイタリアには行った事がない…。

オレは具が沢山入ったパスタが苦手だ。もちろん、それなりに美味しいとは思うが、パスタ本来の味が楽しめないような気がして。極論、『ボンゴレビアンコ』なんて誰が作っても同じようにできる。シンプルなパスタは難しいし、素材の美味さがハッキリ出るから。寿司屋の『玉子の握り』と同じく、シェフの腕を見るならシンプルなパスタでしょ!

今日はラキラに来て初めて『ジェノベーゼ』を作った。庭には沢山のバジルがあるから早く挑戦したかったんだけど、肝心の松の実がどうしても入手できず…仕方なくピーナッツで代用。フードプロセッサも擂鉢もないので…ひたすら包丁で刻む。

うん。なかなか美味しい。取りたてのパジルはさすがに香りがイイ!が、コロンビア産のパスタはツルツルで味気ないなぁ…。やっぱりジェノベーゼには『ディ・チェコ』のパスタが最高だな。あのざらついた表面が、ソースと絡んでイイ感じ…。

来週は初上京(ボゴタ)の予定だし、色々な食材を入手してこよう。
別に都会は恋しくないけど…ちょっと楽しみかな。



04月21日(水)
彼女に作ってもらいたい料理第1位…………オムライス。
理由は『ケチャップで一緒に字が書けるから』だそうな。ケッ!
ガキの恋愛は青臭くてたまらんわい。

オレなら…なんだろう?ブーケガルニから手作りの、テールシテューかな?
赤ワインに合う料理って嬉しいし、動物の末端?って妙に美味い!

今日はオムライスを作った。鶏肉は手に入らなかったので,買い置きしておいたチョリソーで代用。オレは1人前のオムライスには卵を1個だけ、と決めている。薄い皮に包まれた、バターでちょっと焦げ目の付いたオムライスが最高。フライパンの上でくるりと丸めて、手早く皿に乗せる職人芸だ。フワフワの黄色いのは…青臭い子供に任せておけばいい。

デュポン社の釣り用ライン『ストレーン』をご存知か?70〜80年代にバス釣りに狂っていた少年なら、知らない人はいないはず。というより、誰もがこの派手なラインにでっかいBALSA50をつけて、滅多に釣れないランカー・バスを夢見てキャスティングを繰り返していたのだ。ABUのアンバサダーに巻かれた金色の糸は、憧れの象徴だった。

そんな少年時代から今に至るまで、オレがオムライスに書く文字は決まっている。そう『ストレーン』を作っているケミカル会社『デュポン』のロゴだ。オムライス一杯に楕円を書き、そこに『DU PONT』の文字。なんと美しい!

今日も慎重に文字を書こうと思ったら…ブシュブシュおおっ!キャップが取れて大量に飛び出すコロンビア製のケチャップ……ちっ。せっかくの仕上げが決まらないと料理も台無しだが…ま、味に変わりはないか?パルミジャーノふりかけて、いただきまっす!てか…そろそろ、こうゆう青臭い事は卒業しないとな…。


04月19日(月)
絵付職人のルルはアレハンドロの恋人。もう4年以上一緒に暮らしているらしいので、こっちでは一般的な『入籍していない夫婦』なのだろう。アル中のロクロ師アレハンドロの面倒をずっと見ている、素敵な眼鏡女子だ。

今日は朝の5時起きで、ルルの生まれ故郷『ガチャンティバ』に行ってきた。ラキラよりも小さなところだと聞いていたので興味津々。乗り合いミニバスを3回乗り継ぎ、2時間後にガチャンティバに到着。まだ朝の7時半か…長い1日になりそうな予感。そしてガチャンティバ、結構ちゃんとした町じゃん。

…と思ったら大間違い。ルルの母親と兄妹が出迎えてくれた家は…おお、電気もガスない!例えばアフリカの、想像通りの僻地とかならともかく…ちゃんとした場所に思えるだけに、ちょっとビックリ。

ろうそくと薪での生活。さっそく頂く、ママの作る朝ごはん。おお、食事ができる場所は外だけか…小雨の中、ベンチ?に腰掛けて食べる料理は、なんとも切なくてあったかい。が、雨が降っては何もする事がない…全員が座る場所もないし…。ということで、間髪入れずに次は昼ごはん。みんなスゲェ食欲だな…。庭にいるニワトリを手早く絞めて作った、美味しい煮込み料理を頂く。洗濯の途中?濡れた服が沢山置いてある場所で、さっきまで生きていたニワトリの内臓を処理していく感覚はさすが!…ぜったい肉片が服に付いてるし。

猛烈な睡魔と闘いながら、3時過ぎに失礼する。
有刺鉄線を何度もくぐり、倒木でできた丸太の橋を渡り、高台にある墓地へ。

『このお墓、私の昔の恋人のなんだ…アレハンドロには内緒ね。』

昨年ボゴタで自転車に乗っていて、バスに巻き込まれて死んだらしい。過去の恋人が死んだだけの話ならともかく、なんと亡くなる前日に会って一緒にお茶を飲んだとの事。そりゃショックだろう。墓地の中を、ひんやりとした空気が通り抜けていく。雨も、なんとなく気持ちイイ…。

ルルの兄妹は、3人の違う父親の子供だそうだ。複雑だ…。彼女の父親は、幼い頃に家族を捨てて別の女に走って蒸発したらしく、最近になって初めて会ったらしいが…『それだけの事よ。』と言っていた。

貧しい村で生まれた、真面目なルルの意外な側面を見て…なんとなく親近感。
みんな蓋を開ければ、タフな過去を抱えて生きているんだよな…。

ラキラに戻り、途中から別行動をしたルルからメールが届く。オレと一緒にガチャンティバに行った事で、アレハンドロが相当にご立腹とか。もうバレたのか?田舎のウワサは…さすがに早いな。ま、そんなスケールの小さい男は放っておきなさい。世の中には、まだまだイイ男は沢山いるんだし!



04月17日(土)
修理中だった別邸がついに完成!生活に必要不可欠なものが家に揃っていない場合、条件の範囲内で入居2ヶ月間以内に購入・申請すれば、JICAが代金を(月割りで)払ってくれると言う制度がある。オレが使うソファの資金源は皆様の税金です。ありがとう!

洗濯機はダメだが、冷蔵庫はオッケー。
掃除機もダメだが、浄水器はオッケー。
テレビはダメだが、応接セットはオッケー。

基準がイマイチわからないが…とにかく応接セットは買っていいらしい。買うぞ!
オレの家には合計で6人分のベッドがあるのだが、ソファがない。客が来たら、ベッドの端に腰掛けてもらったりと…なんともチグハグだ。別邸が完成したらソファを買いにいこう!と思っていたら…あれ?ラキラに来て、もうすぐ2ヶ月じゃん!慌てて行動を起こすが、いかんせん購入資金がない。いや…カネはあるのだが、現地通貨がないのだ…。

オレの給料は、ニューヨークにある日系の銀行にドル建てで振り込まれている。その銀行の小切手を必要な分だけ切って、指定されたコロンビアの銀行で換金手続きをして、現地の銀行にペソで入金する。これがクソほど手間がかかる。ラキラにはもちろん銀行なんてないし、買物に出かけるチキンキラには小切手を換金できる銀行はない。オレのいる県の最大の街トゥンハですら、前もって日にちを指定して、担当の人と交渉(笑)しなければならない。

『行員にチョコレートでも持っていけば、うまく換金できるかもしれないですね…』

と、永くこの国に住んでいるJICA職員の方に真顔でいわれた…。現実問題、現地のお金を手に入れるには、首都ボゴタに出なければ無理なのだ。コロンビアの銀行は信頼度が低いからとはいえ、ここまでしなければ現地のお金(生活費)が手に入らないなんて…。

とにかくチキンキラで、なんとか現地通貨を作ってソファを買わねばならない。現金のUSドル、CITI BANKのキャッシュカード、三井住友のインターナショナルカード(これらのカードは日本の口座のから、世界中の現地通貨で引き出せる事になっている)それとVISAカードに現地銀行のカード…。可能性がありそうなものを全て持ってチキンキラへ!

結果、両替も現地通貨引出しも、とにかくすべてダメだった…。
ラキラから連れていった相棒のディエゴが必死に交渉したにもかかわらず、だ。大手の銀行ですら、USドルを現地通貨に替える事が出来ないなんて…。お気に入りのソファがあった店では、クレジットカードも使えないため断念。夜の8時もまわり、ラキラ行きの乗り合いタクシーもなくなり…途方に暮れる。今日、購入できなかったら予算は降りない。諦めるしかないのか…というか、どうやってラキラに帰ればいいんだ?

チキンキラの街をトボトボ歩いているオレたちの前に…なんと家具店が!え?こんな時間まで営業しているなんて!…最高にイカしてるとは言えないが、そこそこマシなソファを発見。予算も手頃だし、なによりVISAカードが使えると言う。買える…そして、本来なら後日発送なのだが、帰りの交通手段もないオレたちの為にソファをトラックに積み込んで、オレたちも一緒に家まで運んでくれると言う。おお、助かった!ハムドレッラー!

夜間の牧草地帯を、ものすごいスピードで疾走するトラック。カーブのたびにモミクチャになるが、家に帰れるだけでマシだ。なにより、ソファが買えたんだし!

昨夜は天気も悪くて真っ暗だったので、ソファはガレージに下ろしたまま。
今朝、オスカルやマルセロたちと一緒に家に運び込んだ。
多すぎるベッドを出して、そこにソファを設置。

…暖炉のあるシックな古い家に、この色とデザインはどうよ?
ないよりはマシとはいえ…微妙だな。そのうち目が慣れるかな…?



04月15日(木)
数年前、上野の博物館に『黄金のエルドラド展』なるものを観に行った。ちょうど東京に用事があったのと、タダ券をもらった、というだけの理由で…。その頃は、まさか南米で暮らす事になるなんて想像もしていなかったし、正直なところ遺跡とかにあまり興味がない人なので、適当に観て回っていたのだが…。食傷気味になるくらいの黄金だらけの中で、唯一?面白かったのは、『実際に純金を持ち上げてみよう!』のコーナー。警備員の見守る中、鎖につながれた金塊を持ち上げてみる。…お、重い!金の比重は20近くあるから、鉄の3倍近く、水の20倍も重いってこと。牛乳パックに金を流し込んだら、10kgの米袋を両肩に担ぐのと同じ重さ。一辺がたった20cmの立方体の重さが約80kg!そら重いはずだわな。 比重で言えば『イリジウム』など22以上の物質もあるが、さすがに『金属の王様』と言えるだけの迫力はある。比重だけはごまかせないから、錬金術はやっぱり夢の夢なんだよなぁ…実際。

コロンビア最大の空港は『エルドラド国際空港』と言う名前。
エルドラドとはアンデス奥地にあるといわれた、伝説の黄金境だ。

この国、さすがに黄金が大好きらしい。
ボゴタにある有名な『黄金博物館』は見応え十分だし、なにかと金に関わる商品が目につく。

ドイツのグミ『ハリボー』もORO(黄金)の文字が見えるし、
おなじみ『スプライト』はラベルだけじゃなく、本体もキャップも黄金色…

コロンビアで純金を掘り当てる、なんて事はないだろうけど…
金星(美人の嫁さん)でも掘り当てちゃったりして(笑)


04月13日(火)
オレの両親は下町のなかの下町、墨田区の東向島で生まれ育った。どちらの家も、曳舟駅から徒歩で5分ぐらいか。2人は小学校の同級生で、75歳になったいまでも幼稚な喧嘩が絶えない…。

普段、あまり物事を主張しない母が言った、忘れられない言葉がある。

『他人丼の名付け親って、アタシなのよねぇ…』

母が少女時代、近くの蕎麦屋でのこと。鶏肉を切らした店の主人が、豚肉を使って親子丼を出してくれたそうな。それを見た母が『豚と卵は親子じゃないから他人丼だね!』といったところ、感心した店の主人が新たにメニュー加えたらしい。以来、近所の蕎麦屋や食堂にも『他人丼』が広がり、やがて全国区になったとか。にわかに信じがたい話だが、あの母の事だからあり得るのかもしれない…と言うのも、もうひとつ忘れられない出来事があるのだ。

時は昭和47年頃。アサヒやサッポロ、キリンといったビールメーカーに追いつこうと必死のサントリービール。様々なキャンペーンを全国で展開していた。茅ヶ崎の浜見平商店街に登場したその巨大なやぐらでは、若手アイドルやら芸人やらが次々と登場しては観客を巻き込み、凄い盛り上がり。そして次はクイズ大会。美味しそうなプレゼントが用意してあるとあって、集まった何百人もの観客が息を飲んで集中している…。

『じゃー次の問題いってみよう〜!…オトコとオンナ、どこが違う?』

純情な昭和の時代だ。会場がシーンと静まったその瞬間、オレの横にいた母が通る声で手を上げた…

『ハイッ!ハイッ!』

(プレゼント欲しさに、恥をかくつもりだ…)とっさにオレは察した。オレを含めた会場の誰もが、チンコとマンコという言葉以外に思いつかなかった…。そんな時代だったのだ。

『オトコとオンナは…字が違う!』

平然と言ってのけた母は、大量のジュースやビールの入ったプレゼント袋を壇上で受け取り、オレと一緒に家路へと向かった。(実は…とても頭が回るひとなのかも…)そう感じた瞬間だった。

 

母が名付けた『他人丼』を作る。

豚肉は塊でしか買えないので、ルイベ状の半冷凍にして薄くスライス。

みりんや醤油、ニンニク、トウガラシなどに少し漬けてから焼いて、
タマネギを煮込んだ甘い目のダシ汁に溶き卵をいれて完成。海苔と七味を忘れずに!

ちゃんと調べたら、残念な事実を知る事になるのかもしれない…。
正確な情報を重視するオレだが…『他人丼』のルーツは調べないでおこうと思う。



04月11日(日)
料理は好きだが…食器洗いがどうにも嫌だ、と言う人も多い。(まぁ、好きな人というのも珍しいと思うが…)まして1人分の料理となると、カップラーメンで済ませたい時もあるわな…。この国じゃ買えないけど…

『タクの作るのは確かに美味そうだが、料理が苦手な私には無理…』
こんな人たちのために、究極の簡単パスタ『アル・ブッロ』をご紹介。

・パスタ皿に多めのバター、卵黄、好みでちぎったバジルを入れる。

・たっぷり塩を入れた鍋でパスタを茹でる。
・茹で上がったパスタを箸で鍋から皿に移し、その上で手早くかき混ぜる。

・ミルで挽いたコショウとパルミジャーノをタップリかけて完成!

食後に洗わねばならない食器類は…全部でなんと3点ポッキリ。鍋・皿・箸…だけである!
フライパンも包丁も、マナ板もザルも使わない。究極のズボラだ。
そのくせ、やたらと美味しいんだなこれが。名前もカッコいいし!

…洗うのが面倒じゃなきゃ、フォークで食べてもいいけどね(笑)



04月08日(木)
月曜から降り続いている雨。止んだかと思えば、また滝のような集中豪雨…。隣村のティンハカでは大粒のヒョウが降り、女性が亡くなったとのウワサ。そしてラキラだけではなく、ボジャカ県の広域での長い停電が始まった…。パソコンのバッテリーも尽きて、真っ暗な闇が続く。寝るには早いし、ちょっと腹も減ってるし…あ、晩飯まだ食ってないや!…じゃ、なにか作りますか?ロウソクもない我が家だけど、オレには日本から持ち込んだ秘密兵器がある!

別送荷物ナシでコロンビア入りしたのに、何故、それだけ沢山のモノを持ち込めたのか?と良く言われる。それは必要なもの、日本でしか買えないものの見極めの差なのだ…。それと海外移住に、全て旅行用のトランクはダメ。トランク自体が重すぎて肝心の中身があまり入らないし、自由度が狭い。成田でオレを見た人ならご存知だと思うが、軽い、強い、安い、寸法ギリギリのベランダストッカーが最高だと思います。業者みたい?な見た目の悪さは目をつぶってください…。

『無印良品』の持ち運べるランプ。ちょっとトイレに行くときなど便利なスタンドとして作られたらしいが、これはまさに、停電の多い途上国向き!普段は枕元のスタンドだけど、充電池が高性能で持ちがイイから安心だ。トイレでは置いて。キッチンではフッキングして。無事に『カチョペペ』を作って、美味しく食べました。

雨がやんだので、村の中心部に行ってみる。
お土産屋さんも食堂も…幻想的なロウソクの火でフツウに営業してた。
これはこれでロマンティックだけどね!



04月06日(火)
しかし今日の雨はすごいな…。ラキラ川が氾濫していないか心配だ。
ここに来る前、ラキラ周辺は深刻な雨不足だって聞いていたのに…
オレが来た日からけっこうな頻度で降っている。
『タクが日本から雨を連れてきてくれた!』なんて喜んでるけど、
ラキラに来る前は1ヶ月もボゴタにいたんだけど?


・もちろん、ウンコを流している写真ではない。水を流しているだけだ。
・カフェポットの蛇口ではない。水道水である…。
・こんな日は近くて助かる、向かいのレストラン。子供たちも雨にビックリ!

シャワーを浴びたら余計に汚れそうなので、今日はもう寝よう。
ビールも買いにいけなかったし…。


04月04日(日)
セマナサンタの期間中、ラキラの村は凄い賑わいだ。
もともと数軒しかないホテル(民宿)はどこも満室。当日探すのは無理な話。

『ボゴタから来ている従妹が泊まる場所を探しているんだ。タク、助けてくれないか?』

他の人なら即お断りの話だが、ラキラに来た初日からずっと世話になっているアレハンドロのお願いとあったら電話で断る訳にもいかず…とりあえず会う事に。会って直接断る方が誠実だろう。ビールでも御馳走して帰ってこよう。

『初めまして、ミレナです。こっちが息子のダニエル』

もう夜の10時前。オレが断ったらどうするつもりなのか…?
アレハンドロの家は改装中で、確かに人を泊めるのは無理な状態…

ムチムチの美人(26歳)に心が揺れた訳ではない。子連れの母を放っておけなかったのだ!
…今日で3日目。すっかり居候を決め込んでいる様子。

箸でごはんが食べたいというので、『炒卵丼』をテラスで食す…。
このガキに『パパ』と呼ばれる前に追い出さないと!


04月02日(金)
治安の悪いコロンビアで、夜遊びができる場所は限られている。都会では新市街のディスコティカへ踊りに行ったり、上品なバーで飲んだり…。それはもちろん楽しいのだが、もっとリアルな夜を求めているオレ。ラキラは本当に田舎だが、おかげで街中は知り合いばかり。夜も、数少ない娯楽をみんなで楽しんでいる。

コロンビア?ボジャカ?の伝統的な娯楽『テホ』。2kgぐらいはある鉄のかたまりを、20mくらい離れた場所にある火薬袋めがけてぶん投げる。命中すればものすごい音で酔いも醒めそうである。でも、この単純さはちょっとクセになるなぁ…。ボウリング的感覚?火薬の周りには陶芸の粘土が敷き詰めてあるのは、さすがラキラ。

いつも一緒に遊んでる若い職人達とビリヤード。
バックに何気なく写るは山積みされたビールケース。さすがラキラ…。

最後にホットドッグを食べて、カフェを飲んで解散。鉄格子ごしにお金とホットドッグを交換する。ラキラは治安がイイとはいえ、こんなところはさすがはコロンビアという感じだ。ま、とにかく酒を飲んでおしゃべりしてるのが最大の娯楽なんだけどねー。