08月24日(火)
DJ/プロデューサーのサトシ・トミイエがもうすぐコロンビアにやってきます。もう説明はいらないと思うけど…過去20年以上にわたって世界の第一線で活躍し続ける唯一の日本人と言われている彼は、ハウスミュージックというジャンルの基を作った人間の1人でもあり、世界最高レベルのDJと言っても差し支えはないだろう。

http://www.satoshitomiie.com/japan/

 

今週から始まる4カ所でのブラジルツアーのあと、8月30日にコロンビア入り。
9月3日(金)はボゴタの『Centro de Eventos Autopista Norte』
9月4日(土)はカリの『DER ZOO』でのパーティです。

サトシトミイエの登場は深夜0時を過ぎてからになるとは思うけど、ボゴタ/カリに住んでる方々、本物のダンスミュージックで朝まで踊り明かしましょう!もちろんオレは、どちらのパーティーにも参加しますよ!

さて…8月30日から9月3日までの5日間は移動日とバケーション。スーパースターの常でその詳細は公開されていないが…ウワサによれば、ボゴタ近郊の田舎に住んでいる友人の家でのんびりと過ごすらしい。なんでも陶芸をやっている男の家だとか?

…本当に、この田舎にやってくるのか?



08月19日(木)
週末の3連休を利用して、首都にいる友人3人がラキラにやってきた。6ヶ月ここで暮らしてきて、日本人の泊まり客は初めて。3人いるなら無理を言ってもいいかな?という事で、首都ボゴタでしか買えない(というより、ラキラでは手に入らない)調味料やパスタ類、ワインや生ラーメン、そして新鮮な野菜などなどを大量に注文。助かるぜ〜

オレ1人だけでも未だ珍しがられる日本人が、いっぺんに3人もやってくる!ということで、ラキラは日本人襲来のちょっとしたムーブメントが起きた。女子(ユカ&ジュンコ)は2人ともなかなかの美人だし、ノリもいい。ジュンジを含め、3人ともオレよりスペイン語は上手だけど、3日間べったりラキラ人に囲まれ、質問攻撃を受け続けたのに…イヤな顔ひとつもせずエラかった!日本人は素敵だな〜ってみんな思ってくれただろうな。ヨカッタヨカッタ!工房見学や凧揚げ祭りに参加して毎日ヘトヘトだけど、夜中には暖炉を囲んで朝方まで日本語でのおしゃべり。買ってきてもらったワインはあっという間に底をつき、オレの秘蔵ストックのワインを出す羽目に…あららら〜

連日の昼食と夕食、そして宴会のおつまみなど…みんなオレが作った。標高2200mで料理を作るコツ、和食やイタリアンでの基本的な調理法からフライパンの振り方、水タンクを重しに使った浅漬け方法など、レクチャーを交えた即席料理教室は大好評。3人とも普段はコロンビア人の家にホームスティなので料理のチャンスは少ないと思うけど…久々の美味しい日本食に狂喜の叫び声をあげていた。フレッシュな大葉やショウガ、しいたけ、ほうれん草に大根。美味しく作れたのは、ここでは絶対に手に入らない食材を持ち込んでくれたおかげです。大根とおろしショウガの入った豚汁はマジで美味かったよな〜。大感謝!また遊びに来てね!…これ、ラキラ市民全員の願いです。



08月13日(金)
微熱と咳で体調はイマイチですが…真面目に仕事している。
みんなの気合いも凄くて、とても休めない雰囲気…嬉しい悲鳴です!

職人相手の『日本の陶芸技術コース』は全部で5コースの予定。第1回目はデコラシオン(装飾)コースで、手捻りでそれぞれが作った花器などに、陶彫や掻き落しをしていく技法を教えている。ただでさえ乱暴で単純な作品しか作らないラキラの職人が、どこまで出来るか半信半疑だったが…凄い!集中してイイ作品を作っています。なんだかシアワセな誤算 。

この花器は、オレが作ったサンプル。

紐作りでねじれたフォルムの花器を作り、二面に立体的なストライプ。残りの2面に別の植物を彫り込んでいく。重なる葉っぱをどう表現するか?どこでどんな道具を使うべきかなどのレクチャーをしてから、理論的に実践していく。

もちろん、使う道具も竹や金属を用意して自作させている。道具作りの技術指導もして、プロにとって自分の道具がどれだけ大切かを説明する。買ってきたり借りた道具じゃ、本当にいい作品は作れないからね。

飲み込みが早く、どんどん上手くなるヤツが出てくると、周りも気合いが入って相乗効果!無言でライバル心を剥き出しにしてのプライド合戦が始まる。こうゆうリズムで指導が出来るのは、まさに理想的!いつの日か職人たちの意識が変わり、少しずつでもラキラの陶芸に変化が出てくれると嬉しいけど。


08月10日(火)
腕や脚、お腹などに蕁麻疹?が急に発症した。とにかくカユいし、ボコボコの皮膚は気持ちが悪い。しかも浮かんでは消え、また別の場所に発症…と尋常ではないので、薬局へ。ラキラに村はずれに診療所の建物はあるが…医者はいない。いつも休業中だ。なので、小さな薬局が事実上の病院がわり…頼りない話である。

やる気のないおばちゃんに、アレルギー注射をケツに打ってもらう。痛い…。明日、明後日と3回注射をするように言われたが、とにかく注射を沢山売りつけたいだけじゃない?とか色々と不安もよぎる。医療は、まず信頼関係ありきだもんなぁ。あの薬局のおばちゃんじゃなぁ…。

授業の合間に行ってきたのだが、注射の直後から体調がおかしい。意識がもうろうとしてダルい。上手く言葉が出てこない…。授業のあとも生徒の質問攻めにあったが…何を言ってるのかわからない!逃げるように帰宅して、携帯電話の電源を切ってそのままベッドの中へ。トイレに行ったり、おかゆを食べたりはしたけど…週末の3日間、ずっと寝てました。熱もけっこう出たなぁ。

食事もろくにしてないのに、こんな時も読書をしてしまう…あぁ、活字中毒症。ハァハァいいながら、昼も夜も関係なく…寝たり読んだりの繰り返し。ドイツ人作家フランク・シェッツィングの科学小説『深海のYrr』を完読。上・中・下巻合わせて1600ページ!そりゃ熱も下がらないね…。高熱の中でドキドキのハヤカワ文庫なんて読んでいると、やけにリアルに没頭できちゃうんだよねー。深い深い、海の話。

読み終わって、熱も下がって…オレだけ現実世界に引き戻されました。あーあ。なんだか夢の中の長い放浪が終った感じ…。でも長編を読んだあとの、この取り残された寂しい感じも好きだなー、なんて。


08月05日(木)
オレの住んでいる田舎村・ラキラはボジャカ県という所にある。ボジャカを日本に例えるなら、さしずめ栃木県といったところか?首都から車で数時間、日帰りで観光が出来るところが沢山あって緑も豊富。ヴィジャ・デ・レイバは首都からの修学旅行?も多く、日本でいえば日光?温泉地パイパは塩原温泉、そして陶芸の村ラキラは…益子か。牧場が多く、のどかな雰囲気も栃木っぽい。栃木って、たしか全国で北海道に次ぐ乳牛の生産地だったよね…?

ボジャカ県の県庁所在地・トゥンハに行ってきた。栃木で言えば…宇都宮だ!みんなが口を揃えて『トゥンハ寒くて凍えちゃうよ〜』と脅すので、とにかく防寒バッチリで出掛けるが…ラキラではTシャツ1枚でも暑いくらいの日だったから、リュックの中身は脱いだ服が3枚も…。

バスは小さな村に寄りながら進む『各駅停車』なので、2時間もかかってしまう。ま、買物と銀行ぐらいしか用事もないので、のんびりと車窓を楽しむ。到着したトゥンハは…おお〜っ!なんだ…普通の小さな町じゃん(笑) でも、坂の多い古い街並はなかなか素敵だ。ラキラじゃ見掛けない洒落たカフェやレストランも沢山あってドキドキ…。

『知らない街で店のチョイスに迷ったらタクに従え…』というのは、オレの知人の中では常識とも言える定説。特にBARや食事処を見つけるオレの鼻はなかなか凄い。これは占い師と同じ理屈で、いい店が醸し出すオーラを見逃さない能力があるのかもしれない。トゥンハで、コロンビア人を差し置いてオレが決めた店は中華料理。宇都宮といえば餃子、餃子といえば中華料理?だから?

庶民的な店内には地元人らしき人でギュウギュウの満席。ラテン人の顔さえ見なければ、本場中国の食堂と言ってもおかしくない雰囲気。こりゃ期待も膨らむわい!首都ボゴタでも、こんな店はなかったなー。とりあえず炒飯とエビ入りのあんかけ五目炒めを頼んで、ビールで乾杯。同伴した友人もトゥンハは幼少以来と言うから、実質初上陸コンビだ。

『おまち!ミックスチャーハンね!(とは言ってないが…イメージで)』出された料理を見て驚愕。軽く6人前はある超大盛りチャーハン!家族用のメニューもあったので、間違えたんだと思って店員に声をかけるが、困ったような顔をして『1人前だけど、なにか?』とそっけない。

次に出てきたあんかけ五目炒めも予想通りの特盛り…。とりあえず注文した料理すら半分も食べられずギブアップ。残りはお持ち帰り。値段も安いし、本当に美味しかった!沢山の友人と来たら最高だな〜!

寒い寒いと脅されていたけど…実際はポカポカの陽気。ラキラじゃ手に入らないマッシュルームや茄子も買えて大満足!古いカフェで、ビックリするくらい美味しいカフェラテも飲めたし…いい所だな、トゥンハ。さすがコロンビアの宇都宮!(もういいって)



08月01日(日)
コレヒオ(中学/高校)の授業は1コマ2時間。準備や後片付けを入れると、3時間ほど拘束される。早朝クラスのあと次の授業までは2時間ほど空いてしまうので、学校を出て近くのカフェでのんびり朝食を楽しんでいる。お決まりのメニューは『カルド・コスティージャ』と呼ばれる、すじ肉とジャガイモのスープに田舎の素朴なパン、そしてホットチョコレート。いかにもボジャカ風(ラキラのある県)だが、これがなかなか美味いのだ。

朝の9時半になると生徒たちは飢えた動物みたいに固いパンに群がる。そして昼休みのはジャガイモとお米、気持ちばかりのおかずが乗ったのプレートをもらうために長蛇の列が出来る。

給食というほど立派なもんじゃないがタダだし、なんだか楽しそうに中庭に座って食べている光景はなかなか素敵だ。オレもたまには贅沢な朝食を我慢して、生徒と一緒にコレを食べる。美しい女子高生たちの誘いを断る理由もないし。いただきマース!